2011-01-01から1年間の記事一覧

読書系Webサービスあれこれ

いつものようにWebを巡回していたらこんな記事が話題に。 最新情報はSNSで!おすすめマッチングアプリ比較!安全なアプリの選び方も伝授|マッチングアプリ漂流教室 – マッチングアプリの感想をSNSの意見を参考に紹介 こんなサイトあったっけ?と思っていた…

イケメンがブスを嫌うとき

今日電車に乗っていると突然「ブス!まじブス!」という声が聞こえてきた。 本を読んでいたのですぐには状況を把握できなかったけど、どうやら二人組の男子高校生が電車を降りた女性を罵っていたみたいだ。降りていったその女性を二人で見返しながら「きめえ…

『ゴーストライター』

「相棒と呼んでくれた」 「名前を覚えていないからよ」 ゴーストライターとして雇われた男が、雇い主である元大統領と親しくなれたかと秘書に聞かれたときの会話だ。彼の名前を覚えていないのは元大統領だけではない。主人公の名前は誰からも呼ばれることは…

語られなかった手塚治虫の姿『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~ 』

「まるで肉体労働者のように、眼で原稿を喰らうように描いていました」なんだろうこの泥臭さは。見ているだけで汗の匂いが漂ってくる。 こんなものを見たあとでは「天才」や「神様」なんて言葉で呼ぶことすら生ぬるい。ブラック・ジャック創作秘話?手?治虫の…

豪華すぎる巨匠たちの競演『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展』

ワシントンナショナルギャラリー展 国立新美術館で開催されている『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展』を見てきました。 マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、スーラ、ルノワール、ドガ。誰でも名前くらいなら聞いたことのあるような、印象派・ポスト印象派…

知性あるものはこう語る『現代霊性論』

霊性、現代ではスピリチュアリティと同義として使われているこの言葉をテーマに、内田樹先生と釈徹宗先生によるかけあいによる講義というかたちをとった本。スピリチュアルというものは学者が扱うにはあまりに危うい。スピリチュアルなんてものが存在してい…

ブログを始める前に最初にやらなければいけないこと

ブログは継続することが一番難しい ブログを始めたもののやはり継続することが一番難しいなということを改めて思い知りました。 まあ始める前からわかってたことなんですけどね。それでもやはり、始める前の予想と実際の経験との間には大きな隔たりがあるよ…

おかいもの『星を継ぐもの (1)』

星を継ぐもの 1 (ビッグコミックススペシャル)作者: 星野之宣,J・P・ホーガン出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/06/30メディア: コミック購入: 6人 クリック: 298回この商品を含むブログ (58件) を見るSFマンガの巨匠によるこれまたSF小説の巨匠であるジ…

おかいもの『「片付けなくてもいい!」技術』他

「片づけなくてもいい!」技術 (宝島社新書)作者: 辰巳 渚出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2011/06/10メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る最近はこの手の本ってあんまり買わないけど、この本は見つけてページをめくってうんうんと…

おかいもの『「神道」の虚像と実像』他

「神道」の虚像と実像 (講談社現代新書)作者: 井上寛司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/06/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (13件) を見る儒教についての本を最近読んだので、次は神道かなと。 「神道とは太古の昔から現…

カルト映画の巨匠デヴィッド・リンチが語る映画術

難解な作品として知られる『マルホランド・ドライブ』ですが、そのDVDには特典映像として監督デヴィッド・リンチのインタビューが収録されています。 以前観たときに大変感銘を受けて思わず書き起こしたものが、最近になって発掘されたのでこちらで紹介しま…

ツイッター時代の今こそ必要『文書術』

メール、チャット、ツイッター。言葉を綴る機会が多くなる一方失われていくものもある。それは文書を書く力だ。 文書とはつまり、オープンな文章、公に向けられたメッセージのことである。ツイッターやメールばかりやっていては、近い人、親しい人にしか伝わ…

『ブラック・スワン』

バレリーナは朝目覚める、ぬいぐるみに囲まれた部屋の中で。彼女はまだ子供なのだ。 彼女の名前はニナ。完璧さを求めて厳しい練習を自らに課し、ついにプリマドンナの地位を獲得する。だがプリマドンナとして白鳥の湖を演じるためには清く美しい白鳥だけでな…